nyanarata’s blog

オタを晒しています

歌舞伎 【1995年‐】

歌舞伎【1995年-】

 

学校の歌舞伎鑑賞教室で
本当に雷に打たれたような出会いだった。

舞台に現れた途端、可愛くて変な声が出たのを覚えている。
それが四代目 中村雀右衛門さん(女形・当時75歳)でした。
年齢を知ってびっくりしたもの。素顔はおじいちゃんだし。
人生初めての押し。

 

しかし、当時はネットで集められる情報が極端に少なくて、

本を読んで、NHKの中継を見るだけの日々。

 

2002年8月
納涼歌舞伎の宣伝を見て、一幕見席で観劇。
初めて自腹での観劇。
9月のチラシを見て雀右衛門さんが出ることを知り、そのまま窓口でチケット購入。
(ネットでチケットを買えるようになるのすごく遅かったよね...歌舞伎って。)

 

2002年9月夜の部
籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)の押しを見て二度目の衝撃。
歌舞伎、面白い!知りたい!となり、
ここから毎月昼・夜の部を観劇する日々が始まる。
(年間30公演は観ていた。)

 

雀右衛門さんを、見れた期間は5年弱。
それでも三姫も揚巻も見れて幸せだった。
本当に美しくて気品があって大好きだった。

雀右衛門さんが出演されなくなっても
歌舞伎自体が好きになっていたので観劇は続けていた。

 

2012年2月雀右衛門さんが亡くなる。
仕事が終わって、携帯で訃報を見たとき、
電車内だったのにボロボロと泣いてしまった。
正直、いつ観れなくなってもおかしくない、

(だから、見れるだけ見なければ)
という気持ちでずっといたし、
舞台に立たなくなって覚悟もしていた。
それでもかなり引きずってしまった(三ヶ月は観劇に行かなかった)のと
気持ちが持ち直した時に團十郎さん、勘三郎さんが亡くなったのも
かなり堪えてしまって毎月昼夜観る→そそられるものだけ観るに移行。

 

現在は松竹歌舞伎会特別会員になれるぐらいは観ているかな。
(年14回以上。あれ、結構観てる...?)